ランドセル収納としてご注文をいただきました。 IKEAのカラックスという商品と同じくらいのサイズと形に、天板の囲いと脚を追加したものを。というご依頼です。 左上のブロックには棚板も一枚追加しました。 ランドセルと教科書類、習い事のバッグや道具。おおよそ日常的に使うものは全部入ってしまいます。 大人になっても使えるようにと、見た目に子供っぽさは微塵もありません。 棚自体シンプルなデザインなので、学校グッズが入ることで自然と子供らしい雰囲気をまといます。
仕上げはクリアオイルですが、色は少しずつ変わっていきます。 木の経年変化によって、大人になる頃にはもう少し飴色になっているはずです。 自然な素材ならではの変化を、子供の成長とともに見守る。プリントの木目にはない楽しみかたです。
天板には小さめのバッグや習い事の道具を載せられます。 黒皮仕上げのアイアンの丸棒で囲い、全体の印象を引き締めました。 アイアンも時間の経過とともに変化していく素材です。
「床下に隙間を設けて掃除がしやすいように。」
ランドセルラックもいろいろな種類のものがありますが、 6年だけ使えるよう割り切ったものよりも、卒業したら別の用途で使い続けられるもの、という考え方も良いかもしれません。 大人になった時にきっと、思い出が蘇えってくる、そんな家具になることでしょう。
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