間仕切りを兼ねた、全面と背面に模様とグラフィックを施したくつ箱。
建築家設計の家のため、備えつけのくつ箱はない状態でした。玄関を開けるとすぐにダイニングが現れます。 玄関は開けっ放しでも気にせず、「開放的な家」がコンセプトですのでそのような設計になっています。
とはいえ、玄関を開けていると1階すべてが見えるため、くつ箱+多少の目隠しを兼ねて制作。 そのため、そこそこの幅があり、収納力もかなりのものです。
この家に住むご夫婦は揃って海好きで、そのモチーフとしてくつ箱のデザインに反映しています。 旦那様はサーフィンをされていて、奥様はストライプが好き。 前面は奥様が好きなストライプを、背面には旦那様が好きなサーフィンをイメージした波のグラフィックを描きました。
ストライプは派手になりすぎないよう、下から3分の1程度の場所に。 右サイドを回り込んで背面は大胆な波が現れます。 回り込む部分はストライプが崩れて波に変わる、繋がる要素を取り入れました。
インテリアに趣味を反映させる方法は様々ですが、このくつ箱のように家具そのものにストーリーを含ませることで一味違った表現をすることができます。
好きなものをたくさん置くのも良いですが、ひとつの大きな家具にその要素を大胆に取り入れるのもとてもおしゃれで素敵です。
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