シンプルな木のテレビボード

極限まで削ぎ落としたシンプルさ

取っ手や金具類が見えないように、見た目がシンプルでフラットになるよう制作したテレビボードです。
扉は、本体に対して外側に取り付けるアウトセット、本体に対して内側に取り付けるインセットの2通りがあります。
このテレビボードの場合は前者のアウトセットで取り付けています。
アウトセットで取り付けることで、取っ手を不要にして前面から見たときのフラット感を演出できます。

木の素材感を全面に

金具類を隠すことで、見える部分は全てが木です。オイルフニッシュですので木の質感はそのまま。
木目や素材の雰囲気に意識がいきますので、シンプルなデザインですがナチュラルなかっこよさを感じることができます。

取っ手をなくす代わりに扉の端に斜め45度の切り欠きが。ここに指を引っ掛けて開閉します。

天板にはテレビのコードを通す半円の穴。
シンプルなテレビボードだけに、コードがごちゃごちゃと見えてしまっては台無しです。
この穴からテレビの配線を後ろに通し、テレビボードの内側でコード類をまとめることができる仕組みになっています。

テレビボードの背面、向かって右側のくぼみはコンセントタップや余ったコードを設置できる空間です。
コード類はこの空間を中心に、内部の左右、天板のテレビ、そして電源を取るメインのコンセントパネルへと繋がります。
この空間に全てのコードを収めることで下方向にも垂れることなく、テレビボード正面から見えるコードはほぼメインの電源のみで済ませることができます。

扉は左右ともにドロップダウンで開きます。
金具すべて、内部に組み込んであるのがお分かりいただけると思います。

収納量も必要十分。背面の穴、左右のスペースを繋ぐ穴も空いているため柔軟にレイアウトすることができます。
見た目のデザインはもちろんですが、使い勝手の良さや機能性も長く使っていく中でとても重要なポイントです。
テレビの大きさや収納したい機器の大きさ・方法などをご考慮の上、お気軽にご相談ください。

その他の事例

  1. アンティーク調マガジンラック

  2. OSBで制作したコレクション用のカップボード

  3. カウンター下のスペースを有効に活用する薄型の収納

  4. 杉とアイアンの古材風ダイニングテーブル

  5. カフェの素朴なカウンターテーブル

  6. 玄関の印象をがらっと変える、グリーンの靴箱