大きくなっても使える、ランドセルラック

らしくないランドセルラック

子供が小学校に入学したら、必要なものがたくさん出てきます。
家具だと机やランドセルを収納する棚。

ランドセルはそのまま床にポンと置いておくよりも、ちゃんと片付けのできる場所を作ってあげた方が片付けの習慣も付きます。
小さい子供にとって、自分専用の家具があるというのは嬉しいものです。
そしてその家具が大人っぽいものだったら、女の子ならなおさらかもしれません。

このランドセルラックの一番の特徴は、小学校を卒業しても使えるということ。
アンティーク調のカラーリングで、たとえ子供部屋でなくても全く問題ありません。

ランドセルは一番上

教科書で中身のいっぱい詰まったランドセルはとても重い。
中段など、上にも板があって押し込むような場所をランドセル収納にしてしまうととても扱いにくくなってしまいます。
そのため、一番置きやすく取りやすい天板を置き場所としています。
さらに、置きにくくならないよう棚自体の高さもできる限り抑えてあります。
横と背面に落下防止の立ち上がりを作り、収まり感を感じる設計に。

中段は教科書収納です。
毎日、時間割によって教科書を入れ替えなければならないので、ランドセルと教科書が近くにあることはとても理想的。
教科書の背表紙は見やすく、座って入れ替えを行うのにちょうど良い位置です。

上段と同じく左右と背面には落下防止の板が取り付けてあります。
最下段にも取り付けてあり、それぞれアクセントとして全体の配色を引き締めます。

引き出しは文具類を入れても、学校で渡された保護者向けの大事なプリントを入れておく場所としても、様々な使い方ができます。
細々したものを入れるために、扉や引き出しがあったほうが便利です。
引き出しの下にも収納があり、ここには上履きや給食袋などを入れておくと良いかもしれません。

小学校を卒業したら

ランドセルラックとして使わなくなったら、そのまま子供部屋で使い続けても、リビングに移動しても色々な使い道で活躍します。
天板には小物を置いたり、教科書収納には雑誌を入れたり、汎用性がとても高いので自由な使い方ができます。

子供が6年間も使えば、おそらく無傷では済みません。
傷がついたりペンキが剥がれる部分が出てきたり、6年間の思い出が詰まったとても味わい深い棚へと変わっていきます。
思い出をそのまま残して再び活躍、ランドセルラックとしての役目を果たした後も、ずっと永く使える家具です。

同じ寸法での制作ももちろん可能ですが、棚のレイアウトや寸法、引き出しの有無、扉をつけたり色味を変えたり、自由にご注文いただけます。
将来的にこのように使いたい、などご希望をお伝えいただければそれに合わせた設計も可能です。

その他の事例

  1. かんたん出し入れの軽量折りたたみテーブル

  2. 扉を追加した3段シェルフ(グレー)

  3. 木箱を積み重ねて自在なレイアウトを作れる棚

  4. パイン材のアンティーク調テレビボード

  5. 杉とアイアンの古材風ダイニングテーブル

  6. 引き出しを追加した3段シェルフ(ホワイト)