天板をかなりざっくりとした仕上げで制作したデスクです。 木本来の色味と風合いを残しつつ、全体を少しグレーがかった色に塗装して経年の色味を表現しています。 色の乗りやすい場所と乗りにくい場所があることを利用し、ムラが出るよう塗料を調整。とても自然な良い風合いです。
ナチュラルな素材はグリーンがとてもよく似合います。 表面が粗く古材風に加工がしてあるため、汚れをそれほど気にすることなく思い切り使えます。 むしろ、汚れるほどさらに良い味が出てくるため、植物の植え替えなど、通常だと少し躊躇してしまいそうな作業も行えそうです。
のこぎりで挽いた跡を残した天板。木目の方向とは垂直にランダムな歯跡が並び、それに加えて、角を削ったり傷をつけて使用感を出しています。 古材のように見えますが加工前は新しくて綺麗な板材です。 本物の古材は足場材などが多く、食事をするテーブルにはちょっと・・という方も、安心です。
天板の下には雑誌や道具を入れておける棚があります。 座った際に邪魔にならないよう少し内側に入っていますので奥行きは小さいですが、あるととても便利なものです。
古材風の加工はノコギリでの加工となり、刃の幅以内でないと跡をつけることができないため、加工可能な幅の範囲が限られてしまいます。 ですが、こちらのデスクのように天板を何枚かの板で構成することで大きなテーブルにも対応できます。 加工方法が特殊なため、厚みが数ミリばらけたりと精度は決して高くないので使用できる場所は限られますが、このような雰囲気がお好きな方はぜひご相談ください。
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