古材風の棚板
古さを演出するため、棚板はやすりがけをせずにノコギリの刃の跡をあえて残してあります。
使用しているのは新しい木材ですが、オイルの色も相まって古材のような風合いが出ています。
わざとらしくない自然なエイジング感を出すことは微妙なさじ加減と感覚が必要で、案外難しい部分です。
アイアンの脚
キャスターのついたアイアンの脚。
X字の補強部も再現してあります。補強とデザインを兼ねたかっこいい意匠です。
黒皮という表面処理をされたアイアンで、こちらもとても風合いがあります。
ところどころサビは浮いてしまいますが、黒で塗装するよりも雰囲気は良いです。
観葉植物置きとしてご使用いただいているそうです。
自然の植物と自然の素材で制作した家具はよく似合う。
「本来の役目を終え、別の新しい役割を得て歩んでいる」という物語が感じられ、とても素敵ですね。